厚生労働省の統計を見ると、心筋梗塞、心不全などの心臓病(心疾患)による平成26年の1年間の死亡数は約20万人、脳梗塞や脳出血などの脳卒中(脳血管疾患)による年間の死亡数は、約11万人です。これらを含むすべての「循環器病」による年間死亡数は約31万人となり、年間総死亡者数の約127万人の4人に1人を占めることになります。この数値はすべてのガンによる年間死亡数の約36万人に近い人数となります。
突然の心停止は珍しくありません。大事な家族を守りたい方、介護職として勤めている方は、突然の異変に気づき、いち早い行動が大切な人の命を守ることにつながります。特に職業として介護に務める方には、安心して大切な家族を預けることができるよう日頃の訓練が必要と感じます。
突然の出来事に慌てず対応できる、そんな訓練を受けておいてはいかがでしょうか。
(2015.10更新)