BLSとは一次救命処置のことを言います。MFAはこのBLS手順を習得できるコースを展開しています。

NESTA,NSCA等の資格認定要件について

運動指導者(パーソナルトレーナー等)資格認定要件として、CPR(心肺蘇生法)とAED(自動体外式除細動器)の認定の保持を義務づけています。メディックファーストエイドのコースは、これら運動指導者の資格に必要な認定や単位等を取得することができます。

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よくあるご質問

▼メディックファーストエイドについて

Q.メディックファーストエイド(MFA)とは何ですか?

A.MEDIC First Aid(略称MFA)はMEDIC FIRST AID International,Inc.(米国オレゴン州)が開発し、ファーストエイド(救急法)とCPR(心肺蘇生法)を同時に習得できる国際的な講習プログラムのことです。メディックファーストエイドは国際的コンセンサスを得ている医学ガイドラインに沿って独自に開発した応急手当プログラムであり、その名称は商標登録されています。

Q.メディックファーストエイドはいつ頃からあるのですか?

A.メディックファーストエイドは1977年に米国で誕生し、その画期的なコンセプトと受講者志向の指導方法で、現在では世界140カ国以上で普及し、年間50万人以上が受講しています。日本に初めて導入されたのは1988年。2年の準備期間の後にEMP JAPANとして講習活動を開始したのは1991年1月ですが、以来、この分野に新しい風を送り続けています。

Q.メディックファーストエイドにはどのようなプログラムがあるのですか?

A.メディックファーストエイドには様々な講習プログラムがありますが、現在日本で提供されているのは、1)成人の緊急時に対応するためのベーシックプラス、2)新生児から8歳までの緊急時に対応するためのチャイルドケアプラス、3)CPRだけを中心に短時間で習得したい方のためのケアプラス、4)血液を媒体として伝染する病気に関する知識と感染予防について学ぶ血液感染性病原体プログラム、5)CPR/AEDより日常的な緊急時に対応するための応急手当を集約したエマージェンシーケア・ファーストエイド・コース、6)子ども達のために安全な環境を作り、ケガや病気の発生を予防することに重点を置いた保育関連トピックスがあります。スタジオ シグナルラボでは、ベーシックプラス、ケアプラス、エマージェンシーケア・ファーストエイド・コースを提供しています。

Q.修了カードは国際カードとありますが、どういうことですか?

A.メディックファーストエイドのコースは世界140カ国以上で提供されている国際的な講習プログラムです。日本で発行される修了カードは英語圏でも適用するように日本語と英語の両方で記載されています。

Q.メディックファーストエイドのコースは消防署や日本赤十字社の講習とどう違うのですか?

A.基本的にはどの団体のCPRやAEDの講習も、国際的なガイドラインに準拠して提供されていますが、コースに含まれている講習項目や所要時間、教え方も異なります。MFAプログラムでは、救急の現場を再現したビデオで現実的なスキルの使い方を見ていただきます。それからインストラクターのデモンストレーションでスキルの細部を見ながら練習し、実際の緊急事態を想定したシナリオによるロールプレイングで現実に即した救助者を育てます。教材やスキル実習の方法に工夫がなされているので、見る、聞く、実行する、話す、感じる、といった感覚をフルに活用して、習得を楽しんでいただけます。またMFAプログラムは民間組織によるプログラムですので有料講習になることも違いの一つですが、少人数で訓練用機材(心肺蘇生練習用マネキン、AEDトレーナー)を活用し、密度の高い実習で受講者の満足と自信が深まります。

Q.メディックファーストエイドのコースを修了した旨をどのように履歴書に書けばよいでしょうか?

A.就職活動中の学生さんから多い質問ですが、MFAプログラムはかなり知られてきたといっても、関心のある人の範囲の中での話と言えます。従って、多少長い文章にはなりますが、「○年○月○日、救急救命法メディックファーストエイド(略称:MFA)習得」または「○年○月○日、救急救命法メディックファーストエイド(略称:MFA)プロバイダー修了カード取得」というような記載ではいかがでしょうか。また面接等にて質問されることを念頭に、ご自身が受講したコースの説明を簡潔にできるように準備しておくことも必要かと思います。記載例はこちら

▼受講された方からのご質問

Q.119番通報してからどのくらいで救急車は来ますか?

Q.胸部圧迫が1分間に少なくとも100回圧迫する理由は何でしょうか?

Q.胸部圧迫で押したあと胸壁を完全に戻す理由は何故でしょうか?

A.胸部圧迫のときは強く押すことも重要ですが、押したあと胸壁を完全に戻さないと、送り出した血液を心臓に戻すことができなくなります。胸部圧迫はポンプの役目となります。心臓に血液を戻すことができないと酸素化された血液を脳へ送ることができなくなります。よって押したあとはしっかりと胸壁を完全に戻す必要があります。ただし胸壁から手掌を離してはいけません。胸骨下半分の位置がずれて次の圧迫に時間がかかってしまうことがありますので。

Q.呼吸の確認はどこをどのくらい見れば分かるものでしょうか?

A.以前は「見て、聞いて、感じて」として、傷病者の鼻口に自身の頬を近づけて息が当たるか、また音が聞こえるかといったやり方をしていましたが、今は胸から腹の辺りを見て上下していないか確認します。屋外で見て、聞いて、感じてのやり方では十分に確認できないことからも、今のやり方が推奨されています。呼吸をしているときは実際は胸よりも腹が上下運動しています。またうつ伏せになっているときは、呼吸していると腰の辺りが上下します。呼吸を確認する時間ですが、その前に人は普段どの位の呼吸をしているのでしょうか。成人は16~18回/分、幼児は20~30回/分、産まれたての新生児が35~50回ですのでかなり違います。成人は3秒から4秒に1回呼吸をしていますので、一度の呼吸の有無を見逃してしまうこともありますので、一般市民は正常な呼吸の確認に5秒以上かけることが推奨されているようです。

Q.四肢の腫れや痛み、変形時に患部に当てる氷を袋に入れる方法についてですが、袋を密封してカチカチにするのがよいと聞いたことがありますが、それはどのような理由でしょうか。

A.袋に氷を入れてかちかちの状態にする理由は溶解を長引かせるためです。水を混ぜたり、空気を含めて柔らかくしたり等、様々な手法があります。共通すべき点は、布等を介して氷の冷たさが直接に患部に伝わらないようにし、冷やす時間の目安が10分程度が一般的な指針となります。ちなみに患部に当てるときは救助者が押し付けるのではなく、傷病者が自身で患部に当てることができるのであれば、「痛み」をかばいながら当てられることからより良い方法です。

Q.救助シート(保温シート)には、金色と銀色の面がありますが、使い分けはありますか?

A.救助シート(保温シート)の金色を表にしたときは温度吸収(遠赤外線)となり、温もりを少なくしたければ銀色を表にします。やけどの際に救助シートを傷病者にかけるシーンがありますが、これは外気の接触を減らして、感染のリスクを予防するために使います。

Q.歯が折れた(または抜けた)際、折れた歯を元の位置に戻して保存し、医者に診せるようになっていますが、元の位置に戻すのは痛み等で非常に抵抗がありますが、元の位置に戻す意味は何かありますか?

A.歯を元に戻す理由は、牛乳やスポーツドリンクに浸すことと同様に、体液につけることで元に戻すために必要な歯の根元のダメージを予防するためです。口の中に入れるだけでは誤って飲み込んでしまったり、口の外に出してしあってはいけないからと考えます。実際は痛みが伴っていますので、口の中ではなくスポーツドリンク等に浸して保存すること、それが出来ない場合には飲み込み等注意して口の中に含んでもらうのがよいと思います。

Q.救急相談窓口等の電話がなかなか繋がらないのですがどうすればよいですか?