MFAはメディックファーストエイドの略称です。MFAは救急医療の先進国、アメリカで35年以上(1976年創設)も前に誕生した一般市民レベルの応急救護の手当の訓練プログラムであり、そのソフト(ノウハウ)とハード(教材などの伝達媒体)は数年ごとに最新の教育学的手法と国際コンセンサスに基づいた医学ガイドラインを盛り込んでアップデートを続けています。
現在ではその画期的にして卓越した教育内容と有効性により、国連関連組織・世界安全機構(WSO)をはじめ、アメリカ沿岸警備隊(日本の海上保安庁にあたる)やカナダ・ロイヤル・ライフセービング協会、ガールスカウトUSA、DAN JAPAN(財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会)など、様々な公的機関や団体の多くから公認され、5カ国に設置された国際サービス・オフィスを通して世界中に普及しています。
ビデオ教材とスキル練習のサンドイッチ方式で「見る、聞く、実行する、話す、感じる」という独特の成人教育手法を組み込んだ系統立てたアプローチ法を採用し、伝統的に膨大な時間をかけて別々に教えられていた救急法や蘇生法の両方を1つのコースに組み込んで、短時間で効果的に訓練できるように致しました。
教える内容も、ただ単に手当のテクニックを練習させるだけではありません。救助前の安全確認や感染予防から手当後の心のケアまで、傷病者だけではなく救助者の安全や心理的な側面までカバーしています。また、筆記試験を排除したストレスの低い学習環境を提供し、肯定的な指導方法で「積極的な救助者」を養成しています。また、できるだけリアルなシーンを提供するビデオは、受講者が実際の救急現場のケガや血液などに対する心の準備を整え、実際の救護の現場でも、受講者の実力が十分発揮できるように考えられています。
受講者からの典型的なコメントは、「分かりやすく整理されている」「親切な教え方」「マインドの部分までカバーしてあり、安心できる」「練習量が多いので自然に身に付く」「真面目なことを楽しみながら習得できる」「これからは積極的に救助の手をさしのべられる」「時間がとても短く感じられた」等々と、MFAプログラムの優秀性は受講者の高い評価によって裏打ちされています。
現在ではその画期的にして卓越した教育内容と有効性により、様々な公的機関や団体の多くから公認され、7カ国に設置された国際サービス・オフィスを通して世界中に普及しています。自ら蘇生した経験を持つ代表が使命感をもって取り組んでいるMFA JAPANは、応急手当て教育の先進諸国の知恵と経験を日本に導入することで、社会全体への貢献と啓蒙を目指しています。住む国や人種は違っても健康上のトラブルの対処法は基本的に同じだからです。
消防署や日本赤十字社等、どの団体も救命法(CPRとAED)・救急法(応急手当)の講習は国際的なガイドラインに準拠して提供されています。しかし各団体ともに、コースに含まれている講習項目や所要時間、教え方は異なります。
MFAプログラムでは、救急の現場を再現したビデオで、世界140カ国共通のスキルの使い方を見て頂きます。それからインストラクターのデモンストレーションでスキルの細部を見ながら練習し、実際の緊急事態を想定したシナリオによるロールプレイングで現実に即した訓練を行ないます。教材やスキル実習の方法に工夫がなされているので、見る、聞く、実行する、話す、 感じる、といった感覚をフルに活用して、習得を楽しんで頂けることに加え、救命法(CPRとAED)の練習に使う人形やAEDも少人数で使っていただけるようにしています。よって、受講する方の受講背景に合わせたシチュエーションで学ぶことが可能です。受講によりスキルができるようになれば国際認定カードが発行され、資格として通用しますので、十分な知識とスキルを身につけることが可能です。
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医学的な情報は、医師や研究者(あるいはインストラクター)の個人的な意見ではなく、充分なデータをもとに討議され、全国的、国際的なコンセンサスを得たエビデンスベースのガイドラインに組み込まれている情報だけを使用しています。